マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はマセラティ ギブリの前後事故による板金塗装修理をご依頼いただきました。
前後ともに大きな衝撃を受けたとのことでご入庫です。
お車をチェックしてみると……




【フロント】 バンパー・グリル大破、左タイヤパンク、下部ステー脱落・接地
【リア】 バンパー・パネル損傷に加え、内部フレームまで衝撃が波及
見た目以上に深部までダメージが入っている状態です。前後の内部状態を確かめるため、分解点検に入ります。



前後パーツを取り外し、骨格(フレーム)の測定を行います。
フロント側はオイルクーラー周辺への影響をチェックし、曲がった下部ステーを修正。
そして今回のハイライトとなるのがリアのフレーム修正です。
リアの骨格が変形しているため、フレーム修正機に固定し、チェーンでミリ単位の引っ張り(引き作業)を行います。
ここでしっかり寸法を出しておかないと、リアバンパーやトランクのチリ(隙間)がズレたり、走行性能に悪影響が出てしまいます。
骨格の修復が完了したら、外装の復元作業へ移ります。



マセラティ特有の深みのあるキャンディ・パールレッド(ロッソ系)は調色が非常に難解です。
職人が現車に合わせて何度も微調整を重ね、前後のパネルと色味が完璧に馴染むよう塗り上げます。
前後に大きな衝撃を受けたお車ですので、仕上げに3Dアライメントテスターで足回りの角度(キャンバー・トー角)を精密測定・調整。
試乗チェックとセンサー類のエーミング(校正)を行い、安全性を確認して作業完了です。
これで前後ともに事故の形跡を感じさせない、美しさと走りが復活です。
マセラティなど輸入車の重板金・フレーム修正もお任せください。
当店では、軽微なスリ傷からフレーム修正機を使用するような大きな事故修理まで幅広く対応しております。
保険修理のご相談も承っておりますので、お困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください!
























